牧師 篠原 隆
お盆の時期は、故人の霊がこの世と地獄を行き来すると言う考えがあります。
私たちが死ぬと「消滅する」とか「輪廻(生まれ変わり)」とか「地上に残る」と考えている方もいるでしょう。
死ぬと、本当に輪廻したりするのでしょうか?
聖書に輪廻転生はない
天国に行ける人とは?
今週のみことばーヨハネの福音書より
1.聖書に輪廻転生はない
聖書には、死とは肉体から霊と魂が分離すると書かれてあります。
そして、ヘブル人への手紙9章27節に『そして、人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている・・』と書かれているように、輪廻(生まれ変わり)はなく一度しかない人生なのです。
だから、大切に生きないといけません。
死んだら「無」になるのでしょうか?
ヘブル人への手紙9章27節に「死後にさばきを受けることが定まっている」と書かれてあります。
神様の裁き=取り扱いを受けるのです。
取り扱われた後は天国か黄泉に行きます。
2.天国に行ける人とは?
ヨハネの福音書3章16節に
『・・・御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。』
と書かれてあるようにイエス様を信じる者だけが、天国に入れるのです。
永遠に天国なのか、永遠に黄泉、そして黄泉から地獄へ行くことになるのか。
イエス様は、マルコの福音書8章36節で『人は、たとえ全世界を手に入れても、自分のいのちを失ったら、何の益があるでしょうか。』と言われました。
今日から私達は、天国に行く為に真剣にイエス様を信じる者になっていきましょう。
3.今週のみことば ー ヨハネの福音書より
3:16 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を 信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
3:17 神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。
3:18 御子を信じる者はさばかれない。信じない者はすでにさばかれている。神のひとり子の名を信じなかったからである。
3:19 そのさばきとは、光が世に来ているのに、自分の行いが悪いために、人々が光よりも闇を愛したことである。
3:20 悪を行う者はみな、光を憎み、その行いが明るみに出されることを恐れて、光の方に来ない。
3:21 しかし、真理を行う者は、その行いが神にあってなされたことが明らかになるように、光の方に来る。